もくじ
- ハムスターとは?~大きな頬袋を持つ夜行性の小動物~
- ハムスターの特徴と性格~種類ごとに異なる性格や特徴・寿命~
- ハムスターの日ごろのお世話とケア
- ハムスターを飼う時の温度、湿度には注意~ハムスターも冬眠する!?~
- 冬の温度管理の注意点~ハムスターの様子と温度は朝夕チェックしよう~
- 暑さは命に関わる!~ハムスターの熱中症対策~
- ハムスター飼育に必要なもの~初めて一緒に暮らす際に用意したいグッズ~
- ケージの選び方〜安心できる巣箱や運動ができる遊具も用意しよう〜
- ハムスターの基本的なお世話~毎日・週次のお世話やごはんの注意点~
- ハムスターとのふれあい方~懐いてもらうコツと注意点~
- ハムスターは共食い・子食いする?!~原因と防ぐためのポイント~
- ハムスターは臭い?~においの原因と対策~
- ハムスターに長生きしてもらうには~ずっと一緒にいるために寿命をのばすポイント~
- ハムスターのかかりやすい病気~治療にかかる平均費用は?~
- ハムスターのお支払い例~実際に治療にかかる費用はどのくらい?~
- ハムスターにおすすめなペット保険のご紹介~ずっと一緒にいるために~
ハムスターとは?~大きな頬袋を持つ夜行性の小動物~
ハムスターはげっ歯目キヌゲネズミ科に属しており、手足やしっぽは短く、頬袋を持ちたくさんのエサを運ぶことができる小動物の総称です。頬袋は2~3倍伸び、体重の半分以上の食べ物を入れられるとされています。ひまわりの種なら200粒程度入ると言われています。
ハムスターは夜行性なので日中の明るい時間帯は寝ていることが多く、食性は草食に近い雑食性で、草の葉や茎の根、種子、果実などを食べます。
ハムスターを英語で言うと?~ハムスターの名前の由来~
ハムスターは英語でも hamsterといいます。発音も、日本語のハムスターと似ています。
語源はドイツ語の「hamstern(物をため込む)」で、頬袋にエサを詰め込む習性からきています。
ハムスターの特徴と性格~種類ごとに異なる性格や特徴・寿命~
ハムスターの代表的な4種類~ゴールデン・キンクマ・ジャンガリアン・ロボロフスキー~
ハムスターにはさまざまな種類があり、その種類によって特徴が異なります。
代表的なハムスターの種類と特徴を紹介します。
ゴールデンハムスター(シリアンハムスター)

体長:オス 約18cm / メス 約19cm
体重:オス 85~130g / メス 95~150g
寿命:2~3年
原産地:シリア、レバノン、イスラエル
特徴と性格:温厚で人懐っこく、ペット初心者でも飼いやすい品種です。
しかし、縄張り意識が強いので多頭飼いには向いていません。
日本でペットとして一般的に飼育されるハムスターの中で、一番大きな種類で、ゴールデンハムスターをベースにした品種改良によって、長毛のハムスターも存在します。
キンクマハムスター

体長:オス 約18cm / メス 約19cm
体重:オス 85~130g / メス 95~150g
寿命:2~3年
原産地:シリア、レバノン、イスラエル
特徴と性格:ゴールデンハムスターの中でも、全身クリーム色の個体がキンクマハムスターと呼ばれています。
性格などはゴールデンハムスターと同様に、温厚で人懐っこい個体が多く、初心者の方でも飼いやすい品種です。
ジャンガリアンハムスター

体長:オス 7~12cm / メス 6~11cm
体重:オス 35~45g / メス 30~40g
寿命:約2年
原産地:カザフスタン、シベリア、中国北西部
特徴と性格:小型のハムスターの一種です。性格は温和な子が多く、ペット初心者でも飼いやすい品種です。
また、臆病な性格をしているため、大きな音などで驚かせないように注意しましょう。
ロボロフスキーハムスター

体長:オス 約7cm / メス 6~6.5cm
体重:オス 15~40g / メス 15~40g
寿命:約2年
原産地:ロシア
特徴と性格:ハムスターの中で最も小さな種類です。
とても臆病でストレスに弱い性格です。ストレスを与えないような環境を整えてあげましょう。
ハムスターの珍しい種類3種~クロクマ・チャイニーズ・キャンベル~
クロクマハムスター

体長:オス 約18cm / メス 約19cm
体重:オス 85~130g / メス 95~150g
寿命:2~3年
原産地:シリア(中東)
特徴と性格:ゴールデンハムスターの黒毛個体です。温厚で人懐っこいですが、縄張り意識が強いため多頭飼いには向きません。
チャイニーズハムスター(モンゴルハムスター)

体長:オス 11~12cm / メス 9~11cm
体重:オス 35~40g / メス 30~35g
寿命:2~3年
原産地:中国北西部、内モンゴル自治区
特徴と性格:細長い体型と長めの尾が特徴で、ハムスターの中では珍しい見た目をしています。
性格は比較的おとなしく、人に慣れやすい個体も多いですが、やや警戒心が強い場合もあります。単独飼育が基本で、ストレスを与えないよう静かな環境を整えましょう。
キャンベルハムスター

体長:オス 約7~12cm / メス 約6~11cm
体重:オス 約35~45g / メス 約30~40g
寿命:2~3年
原産地:ロシア、モンゴル、中国北部
特徴と性格:ジャンガリアンハムスターに似ていますが、毛色のバリエーションが豊富です。
性格はやや活発で、個体によっては気が強いこともあります。噛み癖が出る場合があるため、慣れるまで時間をかけて接しましょう。初心者には少し難易度が高めの種類です。
初心者におすすめのハムスターは?~人に慣れやすい種類~
ハムスターを初めて飼う方におすすめなのは、ゴールデンハムスターやジャンガリアンハムスターです。どちらも人に慣れやすく、飼育情報が豊富なので初めての飼育でも安心して飼育できます。
ゴールデンハムスターは温厚で人懐っこく、比較的大きめの体で扱いやすいのが特徴で、ジャンガリアンハムスターは小型でおとなしい性格の個体が多く、飼育スペースもコンパクトで済みます。
ハムスターの多頭飼育は可能?~特にゴールデンは多頭飼育を避けて!~
ハムスターは基本的に単独飼育が原則です。縄張り意識が強く、同じケージで複数飼うとケンカやけがの原因になります。特にゴールデンハムスターは強い縄張り意識を持つため、絶対に多頭飼育は避けましょう。
ジャンガリアンやキャンベルなどのドワーフ系は、幼い頃から同居させると一時的に共存できる場合もありますが、成長とともに争うことが多いため、基本的には別々のケージで飼うのが安全です。
また、オスとメスを一緒のケージで飼うのは避けましょう。繁殖のリスクがあるだけでなく、発情期のストレスやケンカの原因になります。
ハムスターのお迎え方法と費用の目安~初心者が知っておきたいポイント~
ハムスターを迎える方法には、ペットショップで購入する、里親募集から譲り受けるなどがあります。価格は種類や毛色によって異なりますが、一般的に1,000円~3,000円程度が目安です。
お迎え時には、ケージや回し車、給水器、床材などの飼育用品も必要で、初期費用は5,000円~10,000円ほどかかります。迎えた後は、温度管理や食事などの準備を整え、ハムスターが安心できる環境を作りましょう。
ハムスターを飼ってはいけない理由とは?~初めて迎える前に知っておきたい注意点~
ハムスターは小さくて飼いやすいと思われがちですが、実際には注意点があります。
ハムスターは夜行性なので昼間はほとんど寝ており、夜に活動をします。特に回し車の音が想像よりも生活に影響を及ぼす場合があります。物音に敏感な方は注意が必要です。
ハムスターは温度管理が重要で室内を20~25℃程度に保つ必要があります。寒すぎると冬眠して命を落とす危険があり、暑すぎても熱中症になります。
ハムスターは単独飼育が基本で、複数飼いはケンカや事故の原因になります。さらに、病気になったときに診てもらえる小動物対応の動物病院が近くにあるか確認する必要があります。

ハムスターは子どもでも飼える?~必ず大人がサポートを~
ハムスターは、子どもの初めてのペットや小さな子どもがいる家庭のペットとしても人気です。
小学生でも飼えますが、触りすぎるとストレスになり、噛むこともあります。必ず大人が管理やお世話をサポートすることが必要です。
ハムスターの性別~オスとメスの見分け方と性格の違い~
ハムスターの性別は肛門と生殖口の「距離」で見分けます。
どちらか迷う場合は、小動物対応の動物病院に相談してください。
オス
肛門と生殖孔の距離が長く、成長するにつれ精巣が大きくなり陰嚢が目立ってくるため、お尻が膨らんでいるように見えます(緊張や温度で一時的に引っ込むことがあります)。
また、ゴールデンハムスターは左右の腰の臭腺、ドワーフ(ジャンガリアン、ロボロフスキー、キャンベル、チャイニーズ)ハムスターは腹部中央の臭腺が目立ってきます。
性格の傾向:比較的穏やか
メス
肛門と生殖孔の距離が近く、ほぼ隣接しています。お腹の乳頭が確認できます。
性格の傾向:気性が荒い、ストレスに強い。
ハムスターの日ごろのお世話とケア

ハムスターを飼う時の温度、湿度には注意~ハムスターも冬眠する!?~
ハムスターは寒暖差や低温、高温、多湿を苦手としています。温度20~25℃、湿度40~60%の環境が適しています。
一般的に10℃以下(ゴールデンハムスター10℃以下、ジャンガリアンハムスター5℃以下)の環境では疑似冬眠に入ってしまうので、エアコンやヒーターなどで適温に維持することが望ましいです。
冬の温度管理の注意点~ハムスターの様子と温度は朝夕チェックしよう~
冬場は、温度計を床近くと中層の2か所に設置し、朝夕の温度チェックを習慣にしましょう。
ハムスターが丸くなる・動きがゆっくりしている場合は、寒いサイン。体を伸ばして寝る・水をたくさん飲む場合、暑いサインです。温度だけでなく、ハムスターの様子もチェックし、いつもと違う様子が続いたら動物病院へ。

ヒーター使用時の注意点~置き方と温度調節のポイント~
ヒーターはケージの外から当てて、ケージ内にあたたかい場所と涼しい逃げ場を作りましょう。サーモスタットは22℃ON/24℃OFFから始め、±1–2℃で調整しましょう。
ヒーターの電気代は出力・稼働時間で前後しますが、目安は月500~1,000円弱です。また、火事防止のためにコードはかじり防止を行ってください。
暑さは命に関わる!~ハムスターの熱中症対策~
夏は熱中症の危険が高まります。ハムスターを守るための対策と、もしもの応急処置はこちらの記事で詳しく解説しています。
ハムスター飼育に必要なもの~初めて一緒に暮らす際に用意したいグッズ~
ハムスターと暮らすためには、まずケージと床材が必要です。さらに、安心できる巣箱や隠れ家、食事用のエサ入れと水飲み器を用意しましょう。
健康管理のためにトイレとトイレ砂、毛並みを整える砂浴び用の砂と容器もあると安心です。
回し車やかじり木などの運動・ストレス解消グッズも忘れずに。これらをそろえることで、ハムスターが快適に過ごせる環境を整えられます。

<飼育に必要なグッズ一覧>
・ケージ:通気性が良く、脱走しにくいもの
・床材:紙製や木製など、ハムスターに優しい素材
・巣箱・隠れ家:安心できるスペースを確保
・エサ入れ・水飲み器:清潔に保ちやすいもの
・トイレ・トイレ砂:排泄物の管理に必須
・砂浴び用の砂と容器:毛並みを整え、皮脂を落とすため
・回し車:運動不足やストレス防止に
・かじり木:歯の伸びすぎ防止 など
ケージの選び方〜安心できる巣箱や運動ができる遊具も用意しよう〜
ハムスターはケージの中で飼育しましょう。
ケージは様々な種類があり、昔は金網タイプのものが主流でしたが、最近は水槽のような前面透明なタイプのものも増えてきました。
1日に10km以上も動き回ることもあるほど運動量が多いので、できるだけ広さのあるケージと回し車やトンネルなど運動ができる遊具も用意しておきます。
また、ハムスターが安心できるよう巣箱や隠れ家を必ず設置し、静かで落ち着ける環境を整えましょう。音や振動に敏感なため、ケージは人通りの少ない静かな場所に置くのがおすすめです。またハムスターは巣穴を掘って生活するので、床材を厚めに敷いてあげましょう。
ハムスターの基本的なお世話~毎日・週次のお世話やごはんの注意点~
毎日:飲水交換/ごはん/食べ残し回収/温度チェック
週1:トイレ砂全交換/床材の掃除・一部交換/回し車清掃/体重のチェック
月1:ケージ全体の水洗い/グッズ点検
ハムスターの飲み水~吊り下げ式の給水器やお皿で常に新鮮なお水をあげよう~ いつでも新鮮な水を飲めるように毎日お水を交換しましょう。吊り下げ式の給水器がおすすめですが、お皿からしか飲めない子もいるので、その子に合ったものを用意しましょう。
ハムスターのメインフードはペレット~ごはんの注意点~
ごはん(主食)はペレットにし、おやつ(副食)として根菜類や野菜などをあげましょう。
1日1回、夕方〜夜に与えると活動開始時に新鮮な餌がある状態になり自然な生活リズムに合います。
ハムスターの大好物であるひまわりの種やくるみやピーナッツなどは脂肪分が多いので与え過ぎには注意してください。
また、生野菜や果物などは傷みやすいため、食べ残しは片付けるように心がけましょう。傷んだ食材を食べると下痢や頬袋の炎症の原因になることもあります。
ハムスターに与えても良いおやつ~果物・野菜の安全な与え方~
果物や野菜はおやつとして少量にし、主食はペレットを基本にしてください。
梨:水分が多く体を冷やすため、ごく少量(小さくカットして1粒程度)を週1回程度。種や芯は必ず取り除き、常温で与えましょう。
バナナ:1cm角1つ程度を週に1~2回のおやつとして。糖分が多いので与えすぎ注意。
りんご:与えてOKですが、種や芯は必ず取り除きましょう。5mm角を1~2個程度。水分が多いので与えすぎに注意。
いちご:少量ならOK。酸味が強いので頻度は控えめに。
ブルーベリー:ビタミン豊富でOK。1粒程度にとどめましょう。
スイカ:水分が多いのでほんの少量。種は必ず取り除く。
にんじん:生でもOK。小さくカットして与えましょう。
ハムスターに与えてはいけない食べ物~人間の食べ物や危険な食材に注意~
ハムスターには、人間の食べ物や一部の野菜・果物を与えると体調を崩すことがあります。特に以下の食材は避けましょう。
ネギ類(玉ねぎ、長ねぎ、にんにく):中毒症状を起こす危険があります。
チョコレートやお菓子:カフェインや糖分が多く、健康に悪影響があります。
アボカド:脂肪分が多く、消化不良や中毒の原因に。
生の豆類(枝豆、インゲンなど):毒性があり、加熱しても与えない方が安全です。
柑橘類(みかん、レモンなど):酸が強く、胃腸に負担をかけます。
アルコール・カフェイン飲料:有害なため、絶対に与えないようにしましょう。
ハムスターの体重管理~週1回の体重測定と毎日のごはんチェック~
ハムスターの個体によって目安の体重は変わりますが、種類ごとの標準体重を大きく超えたり、急な増減が続いたりするときは動物病院を受診しましょう。
体重は、週に1回程度、キッチンスケールで同じ時間帯に計測しましょう。測定の際は、容器に入った状態のハムスターを測定し、容器重量を差し引くのがおすすめです。
ご飯の量が適正かチェックし調整しよう
体重と共に、お皿と巣のごはんの残り具合も一緒にチェックしましょう。
お皿にごはんが残り、巣にもたくさん貯蔵している場合は、ごはんの与え過ぎなので少し減らしましょう。
お皿が空で、巣の貯蔵も少ない場合は、ごはんが足りていないので少し増やしましょう。
ハムスターのトイレ掃除~トイレ掃除の頻度・正しいやり方と注意点~
ハムスターのトイレは、毎日汚れた部分を取り除き、砂を全交換するのは1週間に1回程度が目安です。掃除の際はトイレ本体を水洗いし、しっかり乾かしてから新しい砂を入れましょう。
ハムスターは自分の匂いを覚えているので、砂を少し残すと安心します。掃除中はハムスターを安全な場所に移動させ、強い洗剤は使わずぬるま湯で洗うのがおすすめです。トイレの位置を変えないことも大切です。
ハムスターの床材の掃除と注意点~週1回掃除しよう~ ハムスターは、おしっこはトイレを覚えてくれるのですが、うんちはいろいろなところでしてしまいます。週1回は床材の掃除し、清潔な状態を保ちましょう。
ハムスターのお手入れ~爪切りの目安とコツ~ 爪が伸びすぎるとけがの原因になります。こまめにチェックし、必要なときに切るのが基本です。頻度は個体差がありますが、1~2か月に1回程度が目安。血管を切らないよう注意し、無理はせず少しでも不安があれば動物病院にお願いしましょう。
ハムスターが物をかじる際の注意点~かじり木をいれてあげよう~ ストレス解消のために物をかじることがあるので、ケージ内にかじり木を入れてあげましょう。ハムスターは歯が伸び続ける動物のため、かじり木をかじることで歯の伸びすぎを抑制できます。
ハムスターのシャンプーは?~水浴びはNG!砂浴び(サンドバス)の頻度と注意点~
ハムスターは水浴びをしません。水で体を濡らすと体温が下がりすぎたり、風邪を引く危険があるためです。
その代わりに、砂浴び(サンドバス)を取り入れるとよいでしょう。ハムスターに砂浴びは必須ではありませんが、毛の汚れや皮脂を落とすためにおすすめです。砂浴びをすることで毛並みが整い、ストレス解消にもなります。
頻度は毎日でなくてもよく、週に数回程度で十分です。砂は清潔を保つため、汚れたらこまめに交換しましょう。砂浴び用の砂は専用のものを使い、ほこりが多い砂や粒が粗いものは避けてください。
ハムスターの脱走に注意~ケージの管理をしっかり~
ハムスターは小さくて身軽なので、ちょっとしたすき間から簡単に脱走してしまいます。ケージは隙間がないものを選び、ふたや扉の閉め忘れに注意しましょう。
掃除やエサをあげるときは目を離さず、必ずしっかり閉めることが大切です。脱走すると見つけるのが難しく、けがや事故の原因になるため、日頃から管理を徹底しましょう。
万が一、脱走してしまった際は、暗く静かな場所・隙間・家電裏に好物を置き、匂いで誘導しましょう。また、再発防止のために、扉の二重ロックにし、隙間や給気口を再度チェックしましょう。
ハムスターとのふれあい方~懐いてもらうコツと注意点~
ハムスターが環境に慣れるまでは触るのは控えよう~背後や上から急に掴まず、正面から優しく触ろう~
ハムスターは人懐っこい性格をしていますが、警戒心が強いので、初めのうちはむやみに触るのは控えましょう。まずは環境に慣れてもらうことから始めましょう。
ハムスターを触る際、背後や上の方から急に掴もうとするとびっくりして噛みつくことがあります。意外と深い傷を負ってしまうので、ハムスターの正面から優しく触りましょう。
ハムスターは人に懐く?~どうすれば懐いてくれる?~
ハムスターは犬や猫のように積極的に甘える動物ではありませんが、人に慣れることはできます。懐くというより「怖がらなくなる」状態を目指すイメージです。
お迎え直後は静かな環境で過ごさせ、手の匂いを覚えさせることから始めましょう。おやつを手渡しで与えると信頼関係が深まり、やがて手から食べたり、手の上に乗るようになります。
焦らず、ハムスターのペースに合わせることが大切です。
ハムスターをケージから出して遊ぶ際の注意点~コードはかじられないように注意~ ハムスターは気になったものは何でもよくかじるので、ケージから出して遊ぶ際には行動範囲を制限し、コードなどがかじられないよう注意しましょう。
ハムスターは共食い・子食いする?!~原因と防ぐためのポイント~
ハムスターに生活環境の問題などで過度なストレスがかかると共食いや子食いが起きることがあります。特に出産直後の母ハムスターは、強いストレスや栄養不足、子どもに人のにおいがついていることなどが要因となり、子どもを食べてしまうことがあります。
ハムスターの共食いや子食いは、飼育環境やストレスが大きく関与します。正しい飼育方法で、安心できる環境を整えてあげましょう。
ハムスターの共食いや子食いが起きる原因は?
ハムスターが共食いや子食いをしてしまう大きな要因は、騒音、ケージが狭い、不衛生な飼育環境など、過度なストレスが挙げられます。
また、ハムスターは縄張り意識が強いため、複数飼いをすると縄張り争いが起きやすくなります。
出産後のハムスターの場合、栄養不足に陥ったり、人のにおいが子どもに付着したりすると、子食いをすることがあります。
ハムスターの共食い・子食いを防ぐためのポイント
ハムスターの共食い・子食いを防ぐために、生活環境を整えてあげましょう。十分な広さのケージにハムスターが安心して隠れていられる場所を作りましょう。
出産後のハムスターはとても神経質なので、安心して子育てができるよう静かな環境を用意しましょう。また、栄養バランスの取れた食事をしっかり与えましょう。
ほどんどのハムスターは集団生活に慣れていません。親子・兄弟同士でも激しい喧嘩をすることがあります。単独飼育にすることで共食い・子食いを確実に防げます。
ハムスターは臭い?~においの原因と対策~
ハムスター自体はほとんど無臭ですが、飼育環境によって臭いが発生することがあります。
主な原因は尿や糞、食べ残し、湿った床材です。臭いを防ぐには以下のポイントを押さえましょう。
掃除頻度:トイレ砂は毎日交換、床材は週1回以上
食べ残しの片付け:生野菜や果物は腐敗しやすいので注意
通気性の確保:ケージは風通しの良い場所に設置
病気チェック:皮膚病や頬袋炎で異臭が出ることもあるため、強い臭いが続く場合は動物病院へ
ハムスターの臭いは「飼育環境の清潔さ」でほぼ防げます。こまめな掃除と適切なケージ管理がポイントです。
ハムスターに長生きしてもらうには~ずっと一緒にいるために寿命をのばすポイント~
ハムスターの平均寿命は2~3年ですが、温度管理や清潔な環境、バランスの取れた食事で健康寿命を延ばすことができる可能性があります。ストレスを減らし、運動できるスペースを確保することも大切です。
さらに、病気やけがをしてしまった場合は、早期発見・早期治療が重要です。ハムスターは小さな体で病気の進行が早く、放置するとあっという間に悪化してしまうことがあります。
体重や毛並み、食欲の変化は病気のサインかもしれません。異変を感じたら、すぐに動物病院へ連れて行きましょう。
かかりつけの病院を見つけておこう~ハムスターを診てくれる病院を事前に確認~
ハムスターは体が小さく、体調の変化が急に悪化することがあります。万が一に備えて、ハムスターを診察できる動物病院を事前に探しておくことが大切です。
診察可能かどうかは病院によって異なるため、電話で確認しておきましょう。夜間や休日対応の病院もチェックしておくと安心です。
ペット保険で安心~治療費の負担を減らすために~
治療費がかさむとハムスターを動物病院での治療に迷ってしまうこともあります。そんなときに備えて、ペット保険に加入しておくと安心です。
通院や治療の負担を減らし、ハムスターと長く健やかに過ごすためのサポートになります。
ハムスターにおすすめのペット保険はこちら
もしもの災害に備える~ハムスターと一緒に避難するために~ 災害が起きたとき、ハムスターを含むペットの安全を守るためにできる準備をまとめています。防災対策を知って、万が一に備えましょう。
ハムスターのかかりやすい病気~治療にかかる平均費用は?~
皮膚病~皮膚炎、脱毛、かゆみ、赤み、フケなど~
細菌や真菌(カビ)、外部寄生虫の感染、アレルギーなどが原因で、脱毛や痒み、皮膚の赤みなどの症状が見られます。痒みが強い場合、自分のからだを掻き壊し、出血や傷口から二次感染を引き起こすこともあります。
生活環境を清潔にする、アレルゲン(フード、床材など)を避けるなど、原因に応じた対策が必要です。
また、ストレスからからだを掻いたり咬んだりすることにより毛が抜ける、ストレス性脱毛もよく見られます。
1日あたりの平均治療費:¥6,375
腫瘍~体の表面や内部にできるしこりやできもの~
1歳以降で罹患しやすくなります。体内にできた場合は発見が遅れてしまうこともあります。治療方法は手術で腫瘍を摘出します。腫瘍が大きくなると、腫瘍が破裂し、亡くなってしまうこともあります。
1日あたりの平均治療費:¥5,692
ウェットテイル
ウェットテイルとは、水様下痢によってお尻やしっぽ(テイル)が濡れた状態(ウェット)になることをいいます。
原因はカンピロバクターなどの細菌、真菌(カビ菌)、ウイルス、寄生虫、質の悪いフードなどが挙げられます。
水様下痢や脱水、食欲不振などの症状がみられ、重症化しやすい疾患です。
生活環境を清潔にするよう心がけましょう。
ハムスターのお支払い例~実際に治療にかかる費用はどのくらい?~
※過去の当社への保険金請求データをもとに、シミュレーションした事例です。
※下記の診療費等のデータは一例であり、一般的な平均・水準を示すものではありません。
- 病名
- 皮膚炎
- ペット品種
- ハムスター
- 事故年齢
- 0歳
- 加入プラン
- いつでもパックプレミアム
治療費合計:11,176円
給付率:92.1% 自己負担率:7.9%
- 給付事例の詳細はこちら
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保険金種類 治療費用 保険金支払額 自己負担 自己負担の内容 通院1日目 660 660 0 通院2日目 5,038 5,038 0 通院3日目 1,980 1,100 880 爪切り 通院4日目 2,838 2,838 0 通院5日目 660 660 0 合計 11,176 10,296 880
皮膚炎のハムスターが治療のため5日間通院したところ、11,176円の治療費用となりました。当社ペット保険のプリズムペット プレミアムプランに加入していた場合は、10,296円の保険金が支払われ、自己負担は880円です。
ハムスターにおすすめなペット保険のご紹介~ずっと一緒にいるために~
ペットには人間と違って公的な健康保険制度がなく、病気やけがの診療費は全額飼い主さまの自己負担です。
「ペットは言葉で伝えることが出来ません」
ペットの何気ない変化を見逃さず、動物病院へ足を運んでいただき、けがや病気の早期発見・早期治療につながるよう、ペット保険をお役立てください。
プリズムペットのハムスターのペット保険は、お迎え後でも何歳からでも加入でき、何歳になっても更新可能な終身型のペット保険です。
保険料は年齢が上がっても変わらず、ずっと一定。補償は選べるプランごとの上限金額までの100%なので、その日の治療費用によっては、自己負担0円になることも。ちょっとした不調でも安心して動物病院に連れて行けます。
ペット保険は病気になってからでは加入できません。ハムスターが元気な今こそ、大切な家族のためにご検討ください。
\治療費の不安を減らし、ハムスターとの暮らしをもっと安心に。詳しい補償内容はこちら/

監修者プロフィール
獣医師 藤沼 淳也
獣医学部卒業後、動物病院にて臨床業務に従事。
猫専門病院の院長を経て、現在はより良いペットの生活環境の構築に尽力。


