【猫種図鑑】マンチカンの性格や特徴、飼い方について知ろう

2025.12.22

  • マンチカン

【猫種図鑑】マンチカンの性格や特徴、飼い方について知ろう

マンチカンとは?

1983年アメリカのルイジアナ州で保護された短足の猫がマンチカンのご先祖です。
当初は骨の形成異常など健康上問題があるのではないかと疑われていましたが、現在では突然変異で生まれたもので遺伝的にも問題ないことが認められ、1995年に世界最大の猫の血統登録機関の1つであるTICA(The International Cat Association)で新しい猫種として正式に公認されました。

マンチカンは、短足ながらも活発で、成猫になっても子猫のような愛らしさが残ることから、世界的に人気のある猫種となっています。

このコラムでは、世界的に人気のあるマンチカンの特徴から、マンチカンとの暮らしをより豊かにするためのヒントまで、マンチカンを飼育するにあたって知っておきたいことをご紹介します。

マンチカンの特徴と性格

マンチカンの特徴と性格

ボディタイプ:セミフォーリン

体高:15〜20cm

体重:2.3kg〜4kg

被毛:短毛種、長毛種

毛色:さまざまな毛色とパターンあり

寿命:10〜13歳

マンチカンの特徴

マンチカンは何と言っても短い足が最大の特徴です。
猫の体型分類においては、「セミフォーリン」というタイプに分類されるのが一般的です。

セミフォーリンタイプとは?
・胴体はやや長めで、しっかりとした筋肉質
・骨格は太く頑丈
・丸みを帯びた頭部と、バランスの取れた中くらいのサイズ
・フォーリンタイプ(ロシアンブルーなどの細身で長身なタイプ)よりやや丸みがあり、がっしりとしている。

短足ながらも運動神経は抜群で、活発に動き回る陽気な性格の子が多いのがマンチカンの特徴です。協調性があり、他の猫とも上手に共存できます。また、寒さに強く、冬場のお留守番も得意です。

マンチカンは、足が短いほど人気が高まる傾向にあり、ペットショップなどでは、足の長さによって「スタンダード(長足)」「スーパーショート(中足)」「ラグハガー(短足)」といった分類がされることもあります。スタンダード(長足)の子は一般的な猫と変わらない足の長さですが、このスタンダード(長足)の子からラグハガー(短足)の子が生まれることもあります。

足長タイプ

足長タイプ

マンチカンは毛色も毛の長さも非常にバラエティ豊かです。長毛タイプの子もいますが、一般的な長毛種の優雅な印象とは異なり、マンチカンの長毛タイプはどこか愛らしくコミカルな雰囲気を感じさせます。

マンチカンの性格

マンチカンはとても愛情深く、膝の上に乗ったり、後をついて回ったりと、積極的にスキンシップを求める傾向があり、「犬のような猫」と表現されることもあります。

また、好奇心旺盛で警戒心が比較的少なく、初めて会う人にもフレンドリーに接することが多いです。穏やかな性格のため、多頭飼いや小さなお子さんがいる家庭でも馴染みやすい傾向にあります。

マンチカンの日ごろのお世話とケア

マンチカンの日ごろのお世話とケア

食事の選び方と与え方~猫の年齢と食事スタイルに合わせる〜

バランスの取れた食事をするためにも、特に持病がなければ、「総合栄養食」がおすすめです。年齢によって消化機能や代謝も変わってくるので、ライフステージに合ったフードを与えましょう。

また、猫は基本的に少量の食事を何回かに分けて食べます。出されたごはんを一度にすべて食べきらずに、時間をおいて少しずつ食べることは猫にとって普通のことです。食欲がないわけではありません。一方、出されたごはんを食べきる子もいるので、食事の回数や1回あたりの量など、その子にあった食事スタイルを見つけてあげてください。

お水は新鮮なものをいつでも飲めるように用意してあげてください。

快適な住まい環境〜高低差を設け猫が安心できる環境づくりを~

猫にとってストレスフリーなお部屋を整えることが大切です。
猫は高いところに登ったり、安心できる場所で寝て過ごすことも多いので、キャットタワーを設置したり、ケージやベッドなどいつも安心して過ごせる場所を用意しましょう。

また、爪研ぎでお部屋がボロボロにならないように爪研ぎを用意し、ちゃんとしつけると爪とぎの場所も覚えてくれます。

マンチカンは体重管理が重要〜肥満を防ごう〜

マンチカンは太りやすい体質の子が多く、食欲も旺盛な傾向があるため、特に短足タイプは厳格な体重管理が必要です。
肋骨が脂肪で埋もれて触れられなくなったり、くびれがなくなったりすることが、肥満の兆候とされています。
適正体重を維持することが、マンチカンの関節や背骨への負担を減らし、健康を保つための最も重要なポイントとなります。

マンチカンのかかりやすい病気

肥大型心筋症

マンチカンは肥大型心筋症という心臓の疾患に罹患しやすい品種としても知られています。この疾患は心臓の筋肉が大きく肥大することで心臓の中に入る血液量が少なくなってしまう病気です。この病気が進行することで心拍数が早くなると心臓内に血液が入り込む前に心臓が収縮してしまうため失神などを引き起こす可能性があります。予防には超音波による定期的な心臓の検査が有効です。

平均治療費:1日あたり¥12,736

甲状腺機能亢進症

若齢ではあまり見られませんが、一定の年齢を超えると甲状腺機能亢進症という疾患にかかりやすくなります。この疾患は甲状腺という頸部にある器官から過剰にホルモンが分泌されることで引き起こされる疾患です。よくある症状としては元気に動き回り、ご飯もものすごく食べるのに体重が減るというのがあります。治療法としては内服による治療が一般的です。

平均治療費:1日あたり¥9,970

変形性関節症

マンチカンは前述のとおり、足が短い猫種であるため、変形性関節症という疾患にも罹患しやすいです。この疾患は骨と骨の間にある軟骨が何らかの理由によりすり減り、軟骨がなくなり、骨と骨とが接ぶつかるようになり、ゴリゴリと関節に面している骨があたってしまう疾患です。この疾患になると歩く度に痛みが生じるようになりため、活動性が著しく減ります。動かない、歩きたがらない等の症状があれば、動物病院で受信することをおすすめします。

平均治療費:1日あたり¥13,267

保険金お支払い例

※過去の当社への保険金請求データをもとに、シミュレーションした事例です。
※下記の診療費等のデータは一例であり、一般的な平均・水準を示すものではありません。

マンチカン2歳 保険金給付事例
病名
胃腸障害
ペット品種
マンチカン
事故年齢
2歳
加入プラン
いつでもパックプレミアム

治療費合計:73,447円

保険金支払額:66,427

給付率:90.4% 自己負担率:9.6%

保険金種類 治療費用 保険金支払額 自己負担 自己負担の内容
通院1日目 13,750 12,000 1,750 補償限度額超過
通院2日目 10,340 10,340 0
通院3日目 8,800 8,800 0
通院4日目 17,270 12,000 5,270 補償限度額超過
通院5日目 5,170 5,170 0
通院6日目 2,420 2,420 0
通院7日目 3,245 3,245 0
通院8日目 7,282 7,282 0
通院9日目 2,970 2,970 0
診断書費用保険金 2,200 2,200 0
合計 73,447 66,427 7,020

胃腸障害のマンチカンが治療のため9日通院したところ、73,447円の治療費用となりました。当社ペット保険のプリズムペット プレミアムプランに加入していた場合は、66,427円の保険金が支払われ、自己負担は7,020円です。

マンチカンにおすすめなペット保険のご紹介

ペットは人間より4倍から7倍のスピードで成長していると言われています。
成長のスピードが速いため、たった1日で、症状が急激に悪化してしまうことも!?
また、ペットには人間と違って公的な健康保険制度がなく病気やケガの診療費は、飼い主さまの全額自己負担となってしまいます。
「ペットは言葉で伝えることが出来ません」
ペットの何気ない変化を見逃さず、動物病院へ足を運んでいただき、ケガや病気の早期発見・早期治療につながりますよう、ペット保険をお役立てください。

猫におすすめなペット保険 プリズムペット

SBIプリズム少短の獣医師 R・H

監修者プロフィール

獣医師 R・H

麻布大学獣医学部獣医学科卒業。
大学の研修医を経て、夜間救急動物病院で様々な動物の診療に従事。
麻酔科で勤務していた際、重病の動物たちを目の当たりにし予防医療の大切さを痛感しました。
自身の獣医学の知識と経験をもとにペットを飼育している人たちに向けて正しい情報を伝えていきたいです。

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