もくじ
ミヌエットとは?〜ナポレオンとの違い〜
ミヌエットはアメリカ発祥の猫種で、元々は「ナポレオン」と呼ばれていました。
しかし、フランスから「不敬である」と指摘され、2015年に「ミヌエット」と改名されました。
ミヌエットはマンチカンとペルシャ系(ペルシャやヒマラヤン、エキゾチック)を交配させて誕生した猫種です。
このコラムでは、短足で可愛らしく人気のあるミヌエットの特徴から、暮らしをより豊かにするためのヒントまで、飼育するにあたって知っておきたいことをご紹介します。
ミヌエットの特徴と性格

ボディタイプ:セミコビー
体重:2.5kg〜4kg
被毛:短毛種、長毛種
毛色:さまざまな毛色とパターンあり
寿命:12〜14歳
ミヌエットの特徴
ミヌエットは短い足と美しい毛並みが特徴の猫になります。
猫の体型分類においては、「セミコビー」というタイプに分類されるのが一般的です。

セミコビータイプとは?
・がっしりとした骨格
・「コビータイプ(ペルシャなど)」ほど極端に短すぎず、少しゆとりのある胴長
・輪郭が丸く、顎(あご)もしっかりしており、健康的で愛嬌のある顔つき
・足の先端が丸く、握りこぶしのような形
・胴体とのバランスが良い、適度な太さと長さの尻尾
ミヌエットの性格〜初心者でも飼いやすい〜
ミヌエットはとても友好的で初心者でも飼いやすい性格をしています。
人が大好きなので、飼い主の後をついて回ることもあります。
マンチカンの血を引いていることから、短い足でトコトコと活発に動き回り、おもちゃで遊ぶのも大好きです。
また、ペルシャの血も入っているため、激しく鳴き続けるようなことは少なく、穏やかな一面も持ち合わせています。
ミヌエットの日ごろのお世話とケア

食事の選び方と与え方~猫の年齢と食事スタイルに合わせる〜
バランスの取れた食事をするためにも、特に持病がなければ、「総合栄養食」がおすすめです。年齢によって消化機能や代謝も変わってくるので、ライフステージに合ったフードを与えましょう。
また、猫は基本的に少量の食事を何回かに分けて食べます。出されたごはんを一度にすべて食べきらずに、時間をおいて少しずつ食べることは猫にとって普通のことです。食欲がないわけではありません。一方、出されたごはんを食べきる子もいるので、食事の回数や1回あたりの量など、その子にあった食事スタイルを見つけてあげてください。
お水は新鮮なものをいつでも飲めるように用意してあげてください。
快適な住まい環境〜高低差を設け猫が安心できる環境づくりを~
猫にとってストレスフリーなお部屋を整えることが大切です。
猫は高いところに登ったり、安心できる場所で寝て過ごすことも多いので、キャットタワーを設置したり、ケージやベッドなどいつも安心して過ごせる場所を用意しましょう。
ミヌエットは足が短いので段差が低いタイプのキャットタワーなど、その子にあったものを選んであげましょう。
また、爪とぎでお部屋がボロボロにならないように爪とぎを用意し、ちゃんとしつけると爪とぎの場所も覚えてくれます。
ミヌエットは体重管理が重要〜肥満を防ごう〜
ミヌエットは太りやすい体質の子が多く、食欲も旺盛な傾向があるため、特に短足タイプは厳格な体重管理が必要です。
肋骨が脂肪で埋もれて触れられなくなったり、くびれがなくなったりすることが、肥満の兆候とされています。
適正体重を維持することが、ミヌエットの関節や背骨への負担を減らし、健康を保つための最も重要なポイントとなります。
ミヌエットの美しい被毛を保とう〜ブラッシングは必須〜
ミヌエットの被毛は、非常に柔らかく毛量も豊富なダブルコートの猫になります。
長毛の子は毛玉になりやすいため、毎日のブラッシングが欠かせません。特に脇の下、耳の後ろ、お腹周りは毛玉になりやすいのでよく観察して、ブラッシングしてあげましょう。
短毛の子は週に2〜3回程度で十分ですが、換毛期(春・秋)は抜け毛が激しいため回数を増やしてあげましょう。
ミヌエットのかかりやすい病気
肥大型心筋症
ミヌエットは肥大型心筋症という心臓の疾患に罹患しやすい品種としても知られています。この疾患は心臓の筋肉が大きく肥大することで心臓の中に入る血液量が少なくなってしまう病気です。この病気が進行することで失神や、狭くなった心臓の部屋に血液が上手く通れなくなることで近くの血液が血栓を形成する可能性や、肺水腫を引き起こす可能性があります。予防には超音波による定期的な心臓の検査が有効です。
平均治療費:1日あたり¥12,736
多発性嚢胞腎
ミヌエットはペルシャ猫の要素も持つため、多発性嚢胞腎という疾患にかかりやすいとされております。原因は遺伝子によるものであり、特定の遺伝子を持つことで発症します。現時点では完治させる方法はなく、治療方法は慢性腎不全と同じような内容になります。比較的若齢で発症する可能性もあるので、具合が悪そうにしていたら動物病院で受診することをおすすめします。
平均治療費:1日あたり¥12,329
変形性関節症
ミヌエットはマンチカンの要素も持つため、足が短い猫種です。そのため変形性関節症という疾患にも罹患しやすいです。この疾患は骨と骨の間にある軟骨が何らかの理由によりすり減り、軟骨がなくなり、骨と骨とが直接ぶつかるようになり、ゴリゴリと関節に面している骨があたってしまう疾患です。この疾患になると歩く度に痛みが生じるようになるため、活動性が著しく減ります。動かない、歩きたがらない等の症状があれば、動物病院で受診することをおすすめします。
平均治療費:1日あたり¥13,267
保険金お支払い例
※過去の当社への保険金請求データをもとに、シミュレーションした事例です。
※下記の診療費等のデータは一例であり、一般的な平均・水準を示すものではありません。
- 病名
- 化膿性子宮内膜炎
- ペット品種
- ミヌエット
- 事故年齢
- 2歳
- 加入プラン
- いつでもパックプレミアム
治療費合計:142,714円
給付率:93.2% 自己負担率:6.8%
- 給付事例の詳細はこちら
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保険金種類 治療費用 保険金支払額 自己負担 自己負担の内容 通院1日目 18,645 12,000 6,645 補償限度額超過 通院2日目 1,815 1,815 0 手術 90,200 90,200 0 入院1日目 15,202 - - 入院2日目 11,792 - - ∟入院費合計 26,994 24,000 2,994 補償限度額超過 通院3日目 3,410 3,410 0 診断書費用 1,650 1,650 0 合計 142,714 133,075 9,639
化膿性子宮内膜炎のミヌエットが治療のため3日間通院、手術、2日間入院をしたところ、142,714円の治療費用となりました。当社ペット保険のプリズムペット いつでもパック プレミアムプランに加入していた場合は、133,075円の保険金が支払われ、自己負担は9,639円です。
ミヌエットにおすすめなペット保険のご紹介
ペットは人間より4倍から7倍のスピードで成長していると言われています。
成長のスピードが速いため、たった1日で、症状が急激に悪化してしまうことも!?
また、ペットには人間と違って公的な健康保険制度がなく病気やケガの診療費は、飼い主さまの全額自己負担となってしまいます。
「ペットは言葉で伝えることが出来ません」
ペットの何気ない変化を見逃さず、動物病院へ足を運んでいただき、ケガや病気の早期発見・早期治療につながりますよう、ペット保険をお役立てください。

監修者プロフィール
獣医師 R・H
麻布大学獣医学部獣医学科卒業。
大学の研修医を経て、夜間救急動物病院で様々な動物の診療に従事。
麻酔科で勤務していた際、重病の動物たちを目の当たりにし予防医療の大切さを痛感しました。
自身の獣医学の知識と経験をもとにペットを飼育している人たちに向けて正しい情報を伝えていきたいです。



