もくじ
テレビ番組や動画、SNSでかわいらしい猫たちの姿に触れ、「猫を飼ってみたい!」と思う方もいるのではないでしょうか。今回はそんな方のために、猫を迎え入れる方法と、迎え入れる猫たちの特徴をご紹介いたします。どこから、どんな猫を迎え入れるか、ぜひ参考にしてみてください。
猫をおうちに迎える方法
1.ブリーダーから猫を迎える~猫の種類が決まっている人におすすめ~
迎えたい猫の種類がすでに決まっている場合は、希望の猫種のブリーダーに相談してみましょう。
インターネットのブリーダー検索サイトや、ブリーダーの公式サイト、SNSから連絡できます。
ブリーダーから猫を迎える場合は、繁殖場を見学できることもあり、対面しながら猫の性格や個性を踏まえたうえで検討できます。ブリーダーは繁殖のプロのため、猫種に合った飼育方法を詳しく教えてくれるでしょう。
2.ペットショップから猫を迎える~すぐにおうちへ迎え入れたい人におすすめ~
最も一般的なのがペットショップです。ペットショップでは数多くの猫を取り扱っており、その猫の性格や習性をよく知っている店員さんがいるので、店員さんとしっかりと話を聞いてからお迎えするようにしましょう。
ペットショップでお迎えするメリットとしては、購入したその日におうちへ迎えられたり、その場で必要に応じてペット保険に加入できるお店も多いです。
3.保護された猫を迎える~猫の里親になるには~
保護された猫は、里親サイトや保護猫カフェ、譲渡会などで出会えます。ペットショップや動物病院でも里親募集を行っている場合もあります。
保護主によって譲渡条件が異なりますが、譲渡前にトライアル期間が設けられる場合もあり、実際に猫との相性を確かめることができます。ワクチン代や避妊・去勢代は猫を迎え入れる側が支払うことが一般的です。
どんな猫を迎える?~小型猫と大型猫の違い~
小型の猫種を迎える場合の迎え方と注意点
世界最小と呼ばれるシンガプーラや、ミヌエット、スキフトボブテイルといった小型の猫は一般的にペットショップで入手するのが難しい場合があります。これらの希少な猫種の場合、専門のブリーダーをネットで探すか、海外からの輸入を検討することが選択肢になります。知名度が低く頭数が少ない猫種は、高価であることが一般的です。
小型な猫種は体が小さいため、集合住宅でも飼いやすく、病気のときも通院させやすいです。しかし、歴史が浅い猫種も存在するため、平均寿命や飼育方法のデータが不足している場合があります。
小型の猫種
シンガプーラ、ミヌエット、デボンレックス、コーニッシュ・レックス、アビシニアン、バーマン、ジャパニーズボブテイル、キンカロー、バンビーノ、マンチカン など
大型の猫種を迎える場合の迎え方と注意点
メインクーンやノルウェージャンフォレストキャットなどの大型の猫種は、里親募集や譲渡会ではなかなか出会うことができません。これらの大型の猫をお迎えする際は、ペットショップや専門のブリーダーを頼るのが一般的です。
大型の猫は一般的に穏やかで優しい性格をしており、しつけもしやすい傾向があります。比較的落ち着いた性格の猫が多いため、集合住宅でも飼いやすいです。
一般的な猫とは異なり、完全に成熟するまでに2~3年程度かかる猫もいます。身体が大きい分、他の猫種よりも食費がかさむこともあります。さらに、体重が10kg近くまで成長する猫もいるので、通院などの移動時には飼い主が大変に感じるかもしれません。
大型の猫種
メインクーン、ノルウェージャンフォレストキャット、ラグドール、サイベリアン、ブリティッシュショートヘア など
猫を迎える時に必要なもの
猫ちゃんをお家に迎え入れる時に、最低限必要なものは寝床となるケージやベッド、キャットフードとごはんやお水を入れる食器、猫砂の入った猫トイレは揃えておきましょう。
そのほかにあったらいいものとして、爪研ぎやトリミング用品、キャットタワーやおもちゃもあると良いでしょう。
最低限必要なもの
・ケージやベッド
・キャットフード
・食器類
・猫トイレ
・猫砂
あったらいいもの
・爪研ぎ
・トリミング用品
・キャットタワー
・おもちゃ
・キャリーバッグ
・首輪 など
猫を迎えるときに必要な心構えとは?
猫は手軽に飼える動物だと思われることもありますが、マイペースな行動に振り回されてしまうこともあります。飼い主が予期しないようないたずらをしてしまうことも少なくありません。例えば、ソファーや壁紙で爪をとぎ、ボロボロにされてしまうこともあります。
しかし、こうした猫の特徴や習性をあらかじめ理解しておけば、対策法を考えることもできますし、お互いにストレスを貯めこまずにすみます。猫は自分のペースを大切にしながら生きているからこそ、猫を迎える際は飼い主が柔軟な対応をしてあげることが大切です。
さらに、猫が体調を崩したり病気になった場合、高額な治療費がかかることもあります。猫を迎えたいときは、このような可能性も踏まえて、生涯の飼育計画をしっかりと思い描いておくことが重要です。
動物の命は物ではありません
飼い始めてから「こんなはずではなかった…」と後悔してしまっては、飼い主にも負担がかかってしまいますし、猫も哀しくつらい思いをしてしまいます。飼い主としての責任を理解した上で、慎重に猫の飼育を検討してください。
猫を迎えたら考えてほしいペット保険のメリット
動物病院の治療費は思った以上に高額になりがちで気軽に通院できない…。そんな時、ペット保険に入っていれば負担が軽くなります。
大切な家族である猫がいつでも適切な治療を受けられるようにペット保険の加入も検討してみてください。